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ガーデンシクラメンの種のとり方と作り方

ガーデンシクラメンの種です。

 

(撮影日:2021/09/09)

 

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はじめに

先日、長らく放置していたガーデンシクラメンのお手入れをしたときに、

一つの鉢にいい感じに乾燥した種がついていたので採取しました。

 

前回のガーデンシクラメンのお手入れの様子はこちら。

mariko0202.hateblo.jp

 

ガーデンシクラメンの苗は2つあって、

そのうちのイエローのテープがついているほうの苗より種を採取しました。

 

 

 

種を取る前の状態

まだ苗に種がくっついている状態です。

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見にくいのですが、水受けの右下のほうに、

垂れ下がってついているのが種です。

 

 

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真上からのガーデンシクラメンの様子。

 

お手入れ前はこんな感じで、

周りに枯れた葉っぱがたくさん。

 

その中に種が詰まった実が垂れ下がってついています。

 

 

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これが、ガーデンシクラメンの実。

 

 

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傾けてみると、ぎゅっと複数の種が詰まっています。

 

 

種を採取・種のとり方

種を取るタイミングや必要なもの、とり方などご紹介します。

 

 

種を取るタイミング

ガーデンシクラメンに限らずですが、

種を取るときは乾燥しているのが好条件です。

乾燥していないと、まだ熟されていない事が多く、

未熟なので採取してからしばらく置いておかないといけないのと、

しばらく置いておくと萎れてしまって元気な種じゃないことが多いので、

できるだけ乾燥するまで苗につけておきましょう。

 

あと、湿っているとカビが生えやすかったりもします!

 

外で育てている場合は、雨のあとと濡れていたりするのでできれば晴れが続いているときの乾燥している種を採取しましょう。

 

 

必要なもの

  1. ティッシュ
  2. マスキングテープやセロテープ

 

テュッシュは種を乗せるため。

マスキングテープやセロテープは、種採取のあとテュッシュでくるんで留めるため。

 

ティッシュがいいのは、水分を吸ってくれるのと、

種が黒っぽいので見えやすいからです。

 

キッチンペーパーだと溝があってぼつぼつしているので、種が中に入ってしまったりします。特にペチュニアなどの小さな種は溝の中に入ってしまって、移動させるのは困難になります。

 

 

 

 

種のとり方

まずは、カラッカラに乾燥した茎を手に取ります。

球根の近くの根元に指を滑らせ、実のついた茎をひねって抜き取り、ティッシュの上にのせて、その上で種の採取をします。

 

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ティッシュの上に乗せた状態。

今回は、1つしかなかったですが、もう少しお花をたくさん咲かせて放置させてたらしっかりと種の詰まった実はなると思います。今回はちょっと放置がすぎたので、栄養がきちんと行き届かない状態なので1つのみ。

 

液肥も十分でお手入れが行き届いていたらポコポコ種ができます。

 

ただ、花が沢山咲いているときに、たくさん種を取りたい気持ちも高鳴りますが、種を取ることをメインにすると、苗が種を作ることにエネルギーを使い、花芽がつきにくかったり苗全体が疲れやすくなるので、大きな鉢ならいいですが、小さい苗なら1つくらいがいいのかなぁと思います。

 

 

 

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ぺろっと少し開いている状態です。手はまだ加えていませんが、外においてあったり刺激があればこぼれ出て自然と発芽するでしょう!

 

中の種は赤茶色です。

 

 

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実の皮を少しめくった状態です。

種がぎっしり詰まっています。

 

 

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ちょっと押してみるとポロポロと出てきます。

少し粘着質のある、べったりでもないのですが種同士がくっついています。

ガーデンシクラメンの種の形は、朝顔みたいな半月です。

 

朝顔より一回り小さい感じかな。

 

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もう少し剥がしてモミモミすると、

更にポロポロと種が出てきました。

 

 

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全部採取。

 

 

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小さい潰れている種も含めて、

全部で30個かな?

 

 

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採取し終わりました〜。

 

 

種の作り方

ここでちょっと種の作り方を。

 

状態のいい茎があったらしばらく種をとる専用に、その茎を見守って様子見します。

 

種作りに状態のいい茎の見極めは、花が萎れてからも茎がふにゃふにゃじゃないもの!

 

種が出きる茎は、けっこうしっかりと太く丈夫な茎です。花が萎れて茎も柔らかく痛んできたものは、すぐに取り除きましょう!出来るものと出来ないものの茎はかなり、違うのでわかりやすいと思います♪

 

萎れてから、花がらを摘み取るときにチェックするのがいいタイミングです。受粉ができていれば実をつけていますし、うまく行かなければ実がなりません。花が萎れたばかりのものは茎は、まだまだしおれていなくてしっかりしているので、その中でも太いのを残して種作り用にするのがいいです。

 

種を取る目的の花をいくつか目星をつけておいて、萎れたあとに種つかないな?茎細いな?とおもったらすぐに取り除いて次の花芽に栄養が行くようにしましょう☺

 

なるべく萎れているお花は取り除くのが苗のためにはいいので、厳選してみましょう。

とはいっても、作ろうと思うとなかなかできなかったりもするので、液肥や肥料を十分にあげてたくさんお花ができる状態にしていれば、結果種もできやすいです。

 

種が乾燥するまでに成長するのはかなりの月日が必要なので、気長に気長に。

 

 

まとめ

今回は、種の採取をしました!

思ったよりたくさんありました。

数10個かなぁと思っていましたけど、

ざっと数えて30個くらいだったので蒔いてみようかな!

 

状態がいいのは20個ちょいだと思います。

 

今蒔けば春には芽がでてきていい感じなのかしら・・・?

 

種の採取は楽しいです。

 

 

 

ではでは!